[エピソード1]勉強嫌いの私がメイクを教える仕事に就き協会を立ち上げるまでの道のり

なぜ、勉強嫌いな私がスクールを立ち上げたのか?いつ、どんなきっかけで今の理念があるのか?などめちゃくちゃ私ゴトな内容ですが、ちょっと興味あるなぁって方は読んでみてください笑

 

 

私は徳島県出身です。

 

すごーくすごーく山奥の

小ーさな小ーさな町で生まれ育ちました。

小学校時代の同級生はなんと10人です。

全校生徒は60人ほどで

1年生から6年生までニックネームで呼び合い

とても仲が良い穏やかな環境で育ちました。

 

その小学校は数十年前に廃校となり

今は宿泊施設となっています。

 

人を疑うことも知らない

わがままで気が強い

泣き虫の女の子でした。

 

山の中を駆けずり回り

蛇も平気、爬虫類も全然平気

 

勉強大嫌い

絵を描くことが好き

 

繊細なのに大雑把

 

そんな小学生時代を過ごしたのち

今までの環境とがらりと変わり

人数が多い中学校へ。

手がつけられない自由奔放さと

絵を描くことの楽しさから引き込もる

両極端な学生生活を過ごしました。

こんな山奥だったよ

中学の同学年には女ボスがいました。

彼女が片思いしていた人と

初恋に落ちてしまい?幸せだったのは束の間

ボスの指令で取り巻き女子達から無視をされるという

本当に悲しい数ヶ月がありました。

 

ただ、あの悲しい思い出が

わがまま放題から遠慮というものを知る

きっかけになったように思います。

 

おだてられて調子に乗って始めた剣道部は

予想外にも結構頑張りました。

 

勉強はしなかったけど成績は特に悪くなく

予想外に上手くなった剣道が講じて

高校は推薦入学という座をいただいたのですが、

 

行きたい学校じゃないから

そこには行きたくない!って断り続けた私です。

 

行きたかった学校は偏差値の高い美術の高校。

そこへ行ける偏差値は持っていたのですが

 

毎日毎日学校の先生が

グレ気味の私の元へやって来ては

「推薦断るなんて前代未聞だ」

「ここへ行かなきゃ自分で受験するんだぞ」

「今のお前にできるのか!」

本当に勝手な拷問を受けました。

 

大人のプライドに負け

渋々推薦入学を受け剣道部へ。

 

そして3ヶ月で退部するという

ホントにあの時代に私が大人だったら

どんなに私を叱ったことか、、、

 

ううん

 

そうじゃない。

 

当時

全く勉強しない私が

IQ136あることを聞きつけて

見知らぬ教師が次々寄ってきて

あーしろこーしろ言いました。

 

剣道が上達する私に

権力が欲しい大人が寄ってきて

あーしろこーしろ言いました。

 

そんな大人には絶対になりたくないって

生意気盛りの私は、心底感じました。

これは今でも思っていることです。

権力を手に入れたくて先生になるようなことは

絶対にあってはならないことです。

 

ただただ

ルールに縛られることが嫌で

絵を描くことが好きだった私が導き出した将来への希望は

 

美容をやろうかな。

勉強しなくていいし。

 

でした。

 

そんな不純な動機です!笑

 

どう塗るかも分からないアイシャドウを塗り

何が似合うかも分からない口紅を塗り

チークが何かもわからず

ただ白く肌を塗り

 

とにかく

 

私を知らない人ばかりの場所へ行きたいと思い

 

それなのに

 

心細いから

先に上京していた姉のもとへw

今でも人酔いするよ

通い始めた美容専門学校は

美意識の塊

田舎者の集まり

 

やる気に満ちた人と

やる気のない人とのギャップはすごく

 

私はどちらにも属していたかと思います。

 

ここまでの経験が

私の今の教育理念に通じると思うんですが

 

 

勉強って、やらされても楽しくないんです。

そうですよね?

 

 

もちろん

やらなくちゃいけないことっていっぱいありますが

楽しくないのにどうして頭に入るでしょうか。

 

私が一生懸命取り組んだ授業は

 

①服作りのパターン作成授業

②特殊メイク

③ワインディング検定

④フェス作品作り

⑤ファッションヒストリー

 

これを見る限りあんまり統一感ないですが

私の中で統一感があります。

 

先生が好きだったから。

授業が分かりやすかったから。

 

先生が好きだから分かりやすいのか

分かりやすいから好きなのか

 

どっちもかな。

 

そんな偏った学び方をしていたので

行きたくない日は行かない。

面白くないなら帰る。

 

そして留年直前まで追いやられ、

大量の課題提出に追われて

そしてお金を払って進級する。

 

ということを3年間ブレることなく続けました。

ホント、親不孝な子です。

ちなみに旦那様とはこの専門学校で出会いました。

私の収穫はそれだったのかな笑

次話へ

 

目次