[エピソード6]協会設立決意から運営の裏側/協会立ち上げまでの道のり

 スクールを運営するにあたって

教え方の基本を知りたかったことと

軌道に乗るまでの生活費稼ぎのため

美容専門学校の非常勤講師として約2年務めました。

 

学校法人の専門学校は専用のテキストがあり

それを元に教えていくのですが

本音を言うと、あれではメイクさんになんて

到底なれないなぁと思いました。

 

「学校」と言うこともあり、

風紀や態度の指導の方を強く言われました。

 

やる気のない子にほど手をかけていて

頑張っている子は放置

 

私は、やる気のない子は放置

頑張る生徒に付き添いましたが

学校側に呼び出されては

「注意してください」と言われ

 

当然、全員がやる気をなくして行き

もちろん私もやる気をなくし笑

 

ここは1年半でやめましたが

これもまた大きな学びでした。

 

私自身が学生時代に

積極的に学べた授業は、

 

先生が好きだったから。

授業が分かりやすかったから。

 

第一話でこう書いたように

これにまた改めて気付く事ができました。

初回スクール風景

自社メイクスクールは

初回から4名様の受講生が私を見つけてくださり

スタートさせることができました。

 

本当に嬉しくて有り難くて感謝でいっぱいです。

 

そこでお伝えすることや骨格分析は、

受講生の方々に驚いて頂いたり、

楽しんで頂いたりして順調に進みました。

 

 

習得後のフォローがないという部分が

途中で問題になりました。

 

ということは

この技術はブレても仕方がない状態

ということなんですよね、、。

何のためにメイクの楽しさを知って欲しくてやってきたのか、、、

本末転倒状態です。

 

これではダメだと考えに考え、

・技術のブレをなくすこと

・習得した技術でお仕事に繋げられること

・安心してこの技術を使えること

 

これに注目して

これが叶えられる状態は何か?と考えた結果

【協会】という形が一番だという答えに達し

決断いたしました!

 

 

 

協会を作ると決めてから

色々な方々に出会い、アドバイスを受け、

死にものぐるいで経営を勉強しました。 

 

ホームページを作ってくださる方

テキスト整えてくださる方、弁護士さん

税理士さん、司法書士さん、ライターさん

経理財務をしてくださる方

事務を手伝ってくださる方

それぞれ繋げてくれた後輩や知人の再会

本当に沢山の方々に出会いました。

 

技術のブラッシュアップは私の中で

勉強と言うより

「楽しみ」の一つであったのですが

経営学という未知なるところに踏み込んだ時には

「勉強」という感覚で本当に難しくて苦しみました。

 

ただ、そんな苦しみの中

勉強すればするほど

自分の中の疑問が無くなって、

理解してもらいやすくなって、

なんだか楽しくなってきちゃったりして

ここにも知れる喜びがありました。

 

すごいボリュームの規約

 

日本骨格分析メイクアップ協会の【会員規約】は

全17条と秘密保持が8条、

その規約を補足する付帯事項が13項まである

とんでもないボリュームのものが存在しますが

全て私が作りました。

 

実は第1期生の頃には

どこぞの規約をまるっとアレンジしただけのものがありましたが

この規約の頃は

 

・例外が起きた時に対処ができなかった

・自分が作ってないから内容が理解していなかった

・会員さんがいつも不安を抱えていた

 

そんなことから、当然揉め事が起こり

結局弁護士さんに相談しなければならなかったり

いつも忙しく大変だったこと覚えています。

 

そんなこんなのコロナ禍。  

 

出会った一人の方に

規約作りの「考え方」を教わりました。

めちゃくちゃ叱られながら

毎日泣きながら(T-T)

今の規約を完成させることができました。

 

本当に苦しかったけれど今となっては

この歳になって叱ってもらえたこと

その感謝の方が強かったと感じています。

 

 

学生時代に

意見を言いやすい先生が好きでした。

質問しやすい先生が好きでした。

 

[その存在になること]

[分かりやすいを提供すること]

[勉強って楽しいって思ってもらえること]

 

これが私の原点。

 

その楽しさの追求のために

私はこれからもメイクも含め

難しい法律やら経営やらをも

学んで行くんだなって思っています。

(ガタブル…)

 

次話へ

こんな挿絵さえも自分で描いてみた立ち上げ時
(今は使っていません笑)

 

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